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ごぉ 2007年5月 6日

GW特別企画

今回は特別に、「ひまわり」製作の舞台裏をお伝えしたいと思います。

このゴールデンウィークは、念願の取材旅行に行ってきました。
やはり、説得力のあるゲームを作るには取材を行うことが必要です。
というわけで、長い旅路の末にたどり着いたその場所で――

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はい、見てきました、本物の「ひまわり」!
すっげー! おっきー!

…ええと、お分かりの方はお分かりでしょう。
気象衛星ひまわり1号です。
はい、それだけです。ごめんなさい。

今回、取材…もとい個人的に遊びに行ったのは、筑波宇宙センター。
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日本宇宙開発機構JAXAの本拠地です。
こういった施設を見学するのは子供のころからの夢だったのですが、今回ようやく実現しました。
交通費、経費で落ちませんか? 落ちませんよね。

写真の人工衛星は、宇宙を飛んだ「ひまわり」そのものではなく、全く同じ機能を持った予備機です。
記念すべき初代の気象衛星ひまわりのスペックは、全長2.7m、重さ315kg。
周回軌道の高度は約3万6千km。
この軌道では、周期がちょうど地球の一日と同じになるため、地球から見ると常に同じ位置にいるように見えます。
そのため、この軌道を静止軌道と呼びます。

「ひまわり」を最初に見たときの印象は「大きい」の一言に尽きます。
こんなものを宇宙に打ち上げてしまうなんて、人類はとんでもない生物です。

けど…実は宇宙へ行くのは簡単、むしろ帰ってくるのが難しい、らしいです。
人工衛星なら破棄すればいいけれど、人間はそうはいきません。
実際に宇宙から帰ってきた帰還カプセルが展示されていました。
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正直、こんな物に乗って空から降ってくる気にはなれません。
っていうか、確実に死にます、恐怖で。
昔の人は偉かった。あとアリエスも偉かった。

これを見てしまえば、スペースシャトルの発明がいかに偉大だったかが実感できます。
そして同時に、現在開発中であるスペースプレーンの重要性も。

今まさに宇宙で組み立て中の、国際宇宙ステーションISS。
その一部、つまりこれから打ち上げられるモジュールも見てきました。
最先端の技術が詰め込まれた機体。
宇宙開発に携わるすべての人たちの夢を乗せて、宇宙を飛ぶ機体です。
実物を目にして、鳥肌が立ってしまいました。
いつの日か、宇宙ステーション、ひいては宇宙コロニーに普通に人が暮らせる日が来るのでしょうか。
地上から遙か彼方の宇宙で、泣いたり、笑ったり、恋愛したり――。
そんな未来を、つい夢想してしまいます。
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残念ながら、X線天文衛星「ぎんが」や「あすか」の展示はありませんでした。
「ぎんが」も「あすか」も、すでにその役目を終えており、大気圏に突入して燃え尽きたそうです。
なんだか人ごととは思えない物寂しさがありますね……。
けど、星座を構成する星々も、太陽でさえも、いつかはその輝きを止めてしまいます。
人の手で作られた星が、最期の瞬間、流れ星となって夜空に輝くとは――なんともロマンティックな話ではないですか。